1. お知らせ
  2. 1727 view

アングラ美容師によるお悩み解決ブログ

はじめまして。  

香川県高松市で美容師として活動している、菅井勇太です。

高松市常磐町のhair adlibに在籍

『理想と現実の両立ができる美容師』

と自負しております。

僕が作ったヘアスタイルの定義として

『フィクションヘアー』

『ナチュラルヘアー』

の2つがあります。

フィクションヘアーとは完璧なスタイリング、華やかな髪色でひときわ目立つ、最先端のヘアスタイル

そして翌日から自分で再現不能な、いわゆるSNS映えの髪。

こんなやつ↓

ナチュラルヘアーとは、お客さんが翌日から次の来店まで、朝のストレスを軽減して過ごせる髪

ゆえにスタイリングはほとんどしないので地味なうえに髪型も限られるが、日々安定したヘアスタイルでいられる髪。

こんなやつ↓

つまり、美容室でキレイにしてもらったあと翌日から再現難になる髪型と、次の日からも再現可能な髪型との違いです。

この相反する両方を学びまくった僕は世間の美容師とは離れた

『独自の視点』

を持って美容師をしています。

わかりやすくて丁寧なカウンセリング、そして的確な技術で他県からや外国人の方までも来てくれています。

このブログを見てくれてる人にむけてまず自分がどんな奴なのか?

どんな美容師なのか?というのを簡潔に話していこうと思います。

興味がある方は是非最後まで見てってください。

アングラ美容師 菅井勇太 とは?

まず簡単なプロフィールから

63生まれ32歳、香川県高松出身

美容師歴15年

見た目はメジャーデビューできそうで、できなかったヴィジュアル系のボーカル。みたいな顔。

実家が床屋だったんで幼少の頃から坊主、スポーツ刈り、角刈り、坊ちゃんヘアと床屋ヘアーを網羅して

美容師になろうと思ったのは13の時です。

ぼんやり家業を継ごうかなぁ、と思ってたんですが、

思春期に父に問答無用でスポーツ刈りされて絶望

それが嫌すぎて友達の紹介で美容室に初めて行ったのがきっかけです 

床屋の雰囲気は今となっては好きですけど、幼少の頃って

なんか店は飾りっ気ないし、お客の顔はいかついオッサンで9割以上占めてるし、店内BGMはテレビだけっていう…

まぁ当時はそれが嫌だったわけです(笑)

比べて美容室は内装おしゃれで美容師カッコいいし、なんか洒落たBGM流れてて床屋と全然ちゃうやん!って思った記憶があります

同じ髪切る仕事やったら絶対こっちの方がええな。って安易な考えで選んだのが美容師という道です(笑)

今思えばもっと他にあったやろって思うんですけど、中1の時なんてまぁそんなもんです

高校入って、美容室のバイトをしながら卒業と同時に就職、そのまま濃厚な美容師人生を歩むことに。

目指すべき美容師像とは?

就職をして美容師になったものの、待っていたのは過酷な日々(苦笑)

始業前に練習、そして営業が終わったら残って練習。 

当時勤めていた美容室はアシスタントは虫ケラみたいに扱われるし、営業中に何回も蹴り入れられるわで美容師ってアホなの? 脳筋なの?とムカつく日々を過ごしてました。

今なら確実にアウトですよこんなん 笑

でも美容師という仕事は自分に合ってるような気がしたんで、とりあえずスタイリストになってからその先は考えよう…と当時は思ってました

それに単純に人にこき使われるのが嫌だったんで、早くハサミ持ちたいの一心で学びまくりました

やられっぱなしで腹立つし(笑)

その甲斐あって早い段階でスタイリストデビューを果たしました。

技術も自分が務めている店以外にも、一流美容師セミナーや他店の上手い美容師の先輩など、外部から美容師として必要な技術や知識をどんどん取り入れました。

 

・あらゆるカット技法 

・特殊なハサミを使ってのカット 

・ブリーチカラー

・デザインカラー

・特殊な薬剤を使ったカラー 

・ノーマルパーマから特殊パーマ

・ストレート

・ヘアセット       …etc.

自分に必要だと思うものは片っ端から学びました

特にカットとカラーは先輩美容師や他店の美容師から教えてほしいと言われるくらい。

そして美容師を続けるにあたってこんなことを思います

『自分の目指す美容師像とは何か?』

売り上げがすごいとか

カットが上手いとか

カラーやパーマが上手いとか

メディアに出るくらい人気とか

接客が素晴らしいなどなど

世の中にはいろんな美容師がいます

惰性で美容師やってる人もいれば、使命や情熱を持って美容師やってる人もいます

技術に特化していて、接客はしないという美容師もいるし、技術下手くそでも人懐っこい性格でバンバン売れてる美容師もいます

それぞれジャンルがあるし、多種多様な美容師がいて当然だと思います。

僕個人として目指してきたものは、

『選択肢の多さと的確な判断と技術がある 』

こんな美容師です

なんか普通っぽいし何のこっちゃ?って感じですよね(笑)

そこで出てくるのが理想と現実の両立です

フィクションへアーとナチュラルヘアーの両立とは?

ここでぶっちゃけた話をします

例えばSNSやヘアカタログの写真を見て、この髪色と髪型にしたいです。って方が来店したとします (理想の髪)

しかし、持参したヘアスタイルの写真はだいだいそのお客さんの髪質や骨格とかけ離れてたりします。(現実の髪)

残念ながら、ヘアモデル級の髪質や骨格の人なんてひと握りしかいません

この理想と現実のギャップは

物理仕事である美容師の枠を超えてきます

美容師は魔法使いではありませんからね

無理なもんは無理なんスよ(笑)

まずどんなに頑張っても、髪質に逆らってカットしたら100%変になります

僕はヘアカラーも得意としてますが、カラーも発色という点において向き不向きな髪質があります。

生え方、骨格、髪質、顔、人間この世に生まれた時点である程度できるヘアスタイルは決まってます

それに逆らった結果、必ず失敗します。

『髪の毛変になったんで直してください』ってくる新規のお客さんの多すぎですよ…

そりゃそうです、求める髪型のモデルと骨格と髪質、全然違います

その通りに切っても染めても、そうはならないんです。

ヘアカラーにしても

『透明感』『やわからさ』『色持ち』

いろんな魅力的なワードが蔓延ってますけど、乱暴に言うとこんなん全部髪質で決定しますからね(笑)

カラーシャンプーとか色持ちするシャンプーとかいろいろ出てますけど、正しい使い方してないとほとんど意味ないです

だから

カットもカラーも“正確な判断”が大事なんです。

それには正確なカットの知識と正確なカラーの知識が必要です。

僕がナチュラルヘアーに特化した美容師だとしたら、

『この希望される髪型、髪色にすると変になります。 

髪の毛傷むし、ご自身で翌日から再現できない髪型なんでやめておきましょう』

決して間違いではないし、事実そうなるのだからこれはこれでいいと思います

しかしこれで終わりでは希望したスタイルとはかけ離れたものになるので、お客さんも消化不良です。

フィクションヘアーに特化した美容師なら、

『こんな感じですね!オッケーです!』

でサクッと写真通りに仕上げます

写真通りなんでお客さんの毛質やダメージ、顔や雰囲気も、もちろんフル無視で

毎日ちゃんとスタイリングして、それを維持できる方なら喜んで施術しますが、だいたいの人はフィクションヘアーなんて維持できません(苦笑)

で、その日は完璧でルンルンで帰宅するも、次の日から案の定スタイリングできなくなったり、すぐ色味が落ちてクレームになります。

こちら側からすれば写真通りにしたはずなのに、何故かクレームを受ける始末(笑)

だからこそ、フィクションとナチュラル、両方を知って、そして両方出来なければなりません

この業界長くいますがこの両方できる美容師ってあんまりいません

               デザイン派美容師

                           vs

              ナチュラル派美容師

この構図は昔からあって

先輩美容師の方々と飲みに行くとよく不毛な争いをしてました(笑)

この2つは相性が悪いです

でもどちらが良い悪いとかはないんです

お互い学んだ畑が違うし、美容の重きを置いているとこが違うんで議論するだけ無駄なんですよね

選ぶのはお客さんなわけだし。(笑)

しかしこの両方を学ぶことによって得られるものはあります。

提供できる選択肢です。

僕のウリはこの選択肢の多さにあります。

さっきの話に戻りますが

『この髪型、髪色にすると変になります。 

髪の毛傷むし、ご自身で翌日から再現できない髪型なんでやめておきましょう』

とか

『こんな感じですね!オッケーです!』

ではなく

『あなたの頭でこのスタイルにするなら、これとこれができます。

朝10分、セットに時間取れるならこれかこれ。

アイロンが使えるならこれもできます

朝セットできないのであれば、これがいいと思います。』  

とか

『この髪色にしたいなら、月1でカラーしなければ維持できません。

できるのであればやりましょう

月1でカラーできないのであれば、別の案をおすすめします

こういう染め方とか色もあって、これにすれば希望の髪色にも近いし、月1染めなくても大丈夫です。  』

 とかいろいろ

できる選択肢を増やせばそれだけ可能性が増えます

これがフィクションヘアーとナチュラルヘアーの両立だと思います

この両方の視点を持っていないとこういう提案はできません。

だからその説明も踏まえて、カウンセリングは呆れるくらい時間掛けます。

ていうかそれくらいしないとお客さんは素人なので伝わりません

お客さんの希望とこちらの提案をうまく織り交ぜて、お互い納得したうえで施術に入ることを大切にしています。

どんな美容室に行っても、しっくりこないあなたへ

プロはお客さんに正確な知識と

理想と現実のギャップを伝えなければなりません

これが1番大事なんです。

そして自分の髪質と骨格を理解してもらい、納得した上で施術に入ります

なので

・どんな美容室行ってもしっくりこない

・今のヘアスタイルが気に入らない

・ちゃんとした技術とサービスを受けたい

・丁寧かつ時間を掛けて施術してもらいたい

・本来の自分の髪質を知りたい 

・自分のヘアスタイルの向き不向きを知りたい

・希望のヘアスタイルorヘアカラーにするにはどうすればいいのか知りたい

・意味のない余計なことはしたくない

・セールストークをされたくない

・間違った情報ではなく、真実を知りたい

という方には僕がピッタリかと思います

実際にどこの美容室に行ってもしっくりこなかった人が、9割以上リピートしてくれています。

浮気してもすぐ戻ってきます (笑)

お金勿体無かったね( ๑´•ω•)۶”ナデナデ 

できることはするし、不可能なことや、意味のない事はきっぱりと断るし、しません。

それがお客さんにとってプラスになるとは思えないからです

プロなら黙って言われたことをするべきだ と思ってるような一方通行な方は僕とは合わないのでご遠慮下さい。

そんなもんただの便利屋でプロじゃないんで

そしていつまでもフィクションを追い続けて下さい。

所詮、偽物ですけど。(苦笑)

『美』とは一朝一夕では手に入るものではないんです

正しい知識を付けて、努力をして、ようやく手に入るものです。

その知識と手順までは僕が自信を持って提供させて頂きます

それが美容師という髪を扱う専門家としての仕事だと思います

そしてこのブログに共感できるのであれば、ご来店いただけると嬉しいです。

お知らせの最近記事

  1. hair salon  L’am はこんな美容室です

  2. この度独立します【hair salon L’am】8月8日オープン予定

  3. アングラ美容師によるお悩み解決ブログ

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP