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日本人に合う外国人風カラー【グラデーション】【ハイライト】【バレイヤージュ】を解説してみた

こんにちは。香川県高松市常磐町でフリーランス美容師として活動している勇太です。

瓦町駅から徒歩2分の「hair adlib」という美容室に現在所属しています。

『フィクションヘアー』と『ナチュラルヘアー』の2つの独自の視点を持ち、ライフスタイルに合った髪型を提案しています。

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ここ数年でかなり流行している【グラデーションカラー】【ハイライト】【バレイヤージュ】(いわゆる外国人風カラー)を今回も独断と偏見満載で、解説していきます

新規のお客さん、リピーターのお客さん問わず人気のカラーです

まず外国人風カラーってなんぞや?ってとこなんですけど、海外の映画で出てくる女優がやってるような感じです。

いやわかんねーよって感じだと思うので画像貼っつけときます(笑)

こんな感じで全体がブロンドっぽく見えますが、根本や所々に陰影があってヘアスタイルに動きと立体感が出てます

ラフでカッコいい、こなれた感じでオシャレ、映える、と言った感じで日本でも爆発的に流行していますね

僕もこういったラフなスタイルは大好物なんですが、これを髪質が全く違う日本人に当てはめると、まぁ大変です

というか人種が違うので、同じには絶対なりません髪質も当然ちがう)

ですが世間で流行りまくってるのもあり、今では日本でもハイトーンカラーを代表するジャンルのひとつとなりました。

昔からある技術だったんですが、ここ最近かなりアップグレードされた気がします

それを黒髪の日本人がするならば、というもので代表的な3種類の今風な外国人風カラーをまとめてみました

それぞれの特徴とメリットデメリット、おすすめのやり方なども含めて解説していきます。

グラデーションカラー

グラデーションカラーというのは、ひとつの色が徐々に変わっていく様を表現したカラーです

ヘアスタイルにおいては、根本が暗めで中間〜毛先に掛けて明るくなるカラーの意味で使われます

実際のグラデーションで染めたカラーがこちらですね↓

基本的には中間毛先にブリーチをして、上から色を入れるブリーチオンカラー』として使われることがほとんどです

普通のカラーで染める時でも根本をあえて暗くして、中間〜毛先を明るくしたり薄くしたりしてデザインに幅を持たせることができます

メリット

・根本から徐々に明るくるので、根本を地毛くらい暗くしておくと、プリンが目立ちにくい

・ブリーチをしなくても作れるデザインもある

・応用することで『毛先だけ』など、デザインの幅が広くなる

 

デメリット

・下手くそがすると色の境目がぱっつんになる

・グラデーションカラーをした後のカラーで、全体を一色に統一することは難しい(すぐ色落ちする)

・結局プリンじゃんって言われる

 

おすすめのやり方

グラデーションカラーも基本はブリーチを使った技術が多いので、色抜けは必須です

ブリーチをすると中間〜毛先は金髪まっしぐらなので、最初は少し濃いカラーがおすすめですね

頻繁に色を補充できる人は、明るめの淡いカラーでも可愛いと思います

あと、ショートやミディアムでもできますか?ってよく言われるんですけど、それは【シャドールーツ】というまた別のやり方があるんで、そっちで対応しています(ようは根本2〜3センチからのグラデーション)

裾カラーなどに応用しても可愛いです↓

毛先中心にブリーチをするので飽きたり、傷みが気になるようであれば、いっそ切ってしまう選択肢もありますからね

ハイライト

ヘアスタイルにおけるハイライトとは『部分的に毛束をとって明るくする』という意味合いです

いわゆるメッシュと同じようなもんです

ハイライトもブリーチを使うやり方と使わないやり方もあるので、デザインの幅は広いです

最近流行ってるデザインはこんな感じですね↓

全体的に細かく入れて、立体感やヘアスタイルに動きを出すために使うことが多いです

あんまり太くスジを入れてしまうと一昔前まえの『メッシュ』になるんでご注意を(苦笑)

メリット

・ブリーチカラーにしては、色が抜けても全体が金髪になりにくい

・括ったり、コテで巻くとハイライトが表面に出るため全体的にさらに動きがで

・こなれた感じになる(たぶん)

 

デメリット

・細かく大量に入れると次回のハイライトに影響がでる(全く同じハイライトにはならない)

・髪がストレートでないとただの色ムラに見える

・明るめのハイライトを入れたあとに、全体を一色に統一するのは難しい

 

おすすめのやり方

ハイライトもブリーチを使えばパキッとしたデザインになるし、ブリーチを使わないナチュラルな方向にも持っていけます

最近は白髪ぼかしにもハイライトを使ったりもします(白髪が馴染んでわかりにくくなる)

ハイライトの部分を太く入れすぎたり、残った地毛の部分が暗くなりすぎると陰影がつきすぎて違和感すごいんで、要注意です

いわゆる『メッシュ』の現代版なんですけど、個人的には細かく入れつつも、ある程度馴染むくらいがベストだと思います

バレイヤージュ

フランス語で『ほうきを掃く』という意味合いの通り、カラーのハケをほうきのように使って髪の表面に塗布するやり方で

海外では実際にハケをほうきのように使ってカラーを塗布するんですが、時間かかるし髪質に左右されるので、日本の美容師は別のやり方で塗布してる人が多いです

僕も仕上がりにムラが出るのが嫌なので、ほうきのようには使ってません

ようは仕上がりが良ければいいわけで(笑)

デザインは上記で説明したハイライト+グラデーションのようなものです↓

根本〜中間がハイライト、中間〜毛先がグラデーションというデザインですね

海外でバレイヤージュをしている動画とか見て実際やってみて思ったんですが、これほうきのようにして塗布するとめちゃくちゃ時間かかります(苦笑)

まず日本人の毛量でやるべきではないですね(笑)

メリット

・ハイライトとグラデーションのいいとこ取りなので、より本格的な外国人風になる

・根本はハイライトでぼかしてるのでプリンになりにくい

・こなれた感じになる(たぶん)

 

デメリット

・とにかく色落ちした後の金髪感がめっちゃでる(カラーシャンプーは必須)

・技術的に難易度が高いので、下手くそがすると取り返しのつかないこともある

・派手なデザインなので日本人の薄顔では9割浮く。私服、メイク共にキメまくってなんぼのヘアカラー

・とにかく時間が掛かる(笑)お客さんは辛いかもですが、そこは気合で頑張ってもらいます。

 

おすすめのやり方

バレイヤージュは基本派手です

派手なカラーには、それに負けないメイクとファッションをしないと浮きまくりなんで、ちゃんとフルコーディネトできる人がおすすめですね

回数を重ねると白っぽくまでもっていけるんですが、まず1回では難しいので、何回か継続してバレイヤージュを続ける必要があります

バレイヤージュをしたい方はしばらくその状態を維持出来る方、ブリーチカラーを長く楽しめる環境にいる方におすすめします

外国人風カラーのまとめ

今回は代表的な3種類を紹介しました

他にもいろいろ種類があるんですけど、だいたい僕がやるサロンワークではこの3つが多いです

人によって技法は違いますが、やってることはブリーチして色入れるってことには変わりません

自分のメイクや服装に違和感なく馴染むカラーでいくのか、ヘアスタイルに合わせてメイクや服装を変えるのかは自由です

こういうデザインカラーは、【似合う】【似合わない】なんてもう主観なんですよ

ようは自己満です

自分が好きであればそれでいいと思うし、毎日がテンション上がるなら是非やってみるべきです

そのうえで髪質に合わせた【似合わせ】とか、日々の扱いやすさなどはしっかりと提案させて頂きます

ただ技術的にも難しいし、現状の髪の状態などによっては出来ない場合もあるので、しっかり担当の美容師と相談してきめましょう。

 

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