1. カラー
  2. 363 view

ブリーチはいや!ブリーチしなくても透明感カラーが手に入るその方法とは?

こんにちは。香川県高松市常磐町でフリーランス美容師として活動している勇太です。

瓦町駅から徒歩2分の「hair adlib」という美容室に現在所属しています。

『フィクションヘアー』と『ナチュラルヘアー』の2つの独自の視点を持ち、ライフスタイルに合った髪型を提案しています。

ご予約はこちらから↓↓

LINEで予約 Instagramで予約


今日はブリーチをせずに透明感カラーを出す方法を紹介していきま

え?そんなんあんの?て感じですが、ちゃんとあります

ブリーチをしてその後にカラーを入れる、このプロセスを美容師の業界では『ダブルカラー』または『ブリーチオンカラー』などと呼びます

最近ホットペッパーとか、サロンのメニューにもこんな感じで打ち出してるとこが増えたので、一般の方も認知されてきたかなと思います

まず透明感カラーをするには脱色(いわゆるブリーチ)が必須になってきます

ブリーチカラーで色入れたやつ↓

でもどうしてもブリーチは受け入れられない、または職場や学校で厳しいって方には今回紹介するやり方がおすすめです。

ブリーチをしない【ダブルカラー】

前に上げたハイトーンカラーの記事でもチラッと出てきた『ブリーチをしないダブルカラー』というものを紹介していきます

技術としては昔からあるものなので、特別最近出てきた技法とかではないです

流行ってる透明感カラーが市場を占めてきたんで、またやりだす美容師も増えてきたって感じですね

サクッと作業の流れと実例を書いて、こんな感じですよーって説明でもいいんですけど、、

それやとその辺の美容師ブログと一緒になるんで、今回も僕のカラー持論と実例を使って徹底的に解説していきます。

少し話が逸れますが、よくインスタとかで『この画像のカラーは全部ブリーチなしです!』て記事見かけるんですけど、いやどー見たってブリーチしてるやんこれ。ってのがよくあります(笑)

だいたいそんな記事はbefore写真がない←

で、そのまま美容室行って『ブリーチなしでこの色お願いしますぅ〜』なんて言ったら、ブリーチしないと無理ですね。ってバッサリ断られるんがオチなんで、ここでしっかり学んで下さいヾ(・ω・`*)

ちょっと長くなるんですけど、これさえ読んでおけばダブルカラーの仕組みはバッチリ理解できま

=美容室でのオーダーが捗ること間違いなし!

ぜひ最後まで付き合ってくださいᕙ( ˙꒳​˙  )ᕗ

ダブルカラーとは?

では早速、解説していきます

まず”ダブルカラー”とはなんぞや?ってとこからなんですけど、これは文字通り2回カラーをするということです。

カラー塗る→流す→カラー塗る→流す→完成

だいたいこんな流れですね

つまり美容室で1日に2回カラーをするということです

この最初の”カラーを塗る”という工程が”ブリーチをする”だったりもします(その場合はブリーチオンカラー)

そして今回のテーマである”ブリーチをしないダブルカラー”これも手順は同じです

まず透明感のあるカラーですが、土台の色(アンダー)がある程度明るくないと不可能です

この記事にそのことを書いてるのでよければ一緒に見てください↓↓

 

【ハイトーンカラー】の不安をなくす!理想の髪を手に入れる方法!

 

で、その明るいベースとはどれくらいかというと、このカラーチャートのレベルで説明すると13レベルからが大体明るめの土台と言えますね

※13レベル以降はブリーチで脱色するレベル

こういうカラーチャート見たことある人も多いと思いますが、これはあくまで髪の明るさだけを示しているものなので”色味”というものは入っていません

そもそもこんな小さな毛束で明るさだけみてもなんのイメージも湧きません

しかも、実際に染めるとそこに”色味”が加わるのでお客さんと色味の認識がズレやすいんです

だから僕はサロンワークでは全く使ってませんw (゚⊿゚)イラ

なので実際人の頭で見てみましょう

13レベルはこれくらい↓

実際の頭で見るとこれくらいです

思ってたより明るく感じませんか?

ある程度の透明感があるカラーをしようと思ったらこれくらいの明るさが絶対に必要です。

しかしブリーチは使いたくない

そこで必要になるのが“ライトナー”というものです。

ライトナーとは?

ライトナーとは【髪の明るさが13レベルくらいになるすごく弱いブリーチ】だと思ってください

※ブリーチと表記しましたが、正確にはライトナーはブリーチではありません

詳しく説明すると専門的すぎるので、ここでは省きます

単純に明るくする力がブリーチより弱い=(髪にもやさしい)ので、ダメージもだいたい明るめカラーの1回分と同じくらいです

つまり1日に2回分カラーする感じです

施術で例えると

ライトナーで明るくする→流す→目的の色を入れる→流す→完成

てな感じです

流れでいうとブリーチオンカラーと一緒ですね

髪のダメージはこっちの方が断然少ないです

先程のライトナーで明るくした13レベルにミルクティー系のカラーを入れるとこのような感じになります↓

透明感あって綺麗ですね。パッと見はブリーチして入れたようにも見えます

ちなみに巷で流行っているダークグレーとか濃い色のアッシュ系とかも綺麗に入ります↓

仕上がりは6レベルですが、これもアンダーは12〜13レベルくらいあります

下地が明るめの状態で、ガツンと暗い色を入れるとこんな感じの透明感がでます。

これくらい濃く入れておいたら、色が抜けてもド金髪は免れるでしょう(笑)

もうひとつ、ライトナーを使わないダブルカラーってのもあるんですが、いまいち透明感出ないし、シングルカラーとそんな変わらないので今回そっちは省きます(笑)

最近のカラー剤の進化は素晴らしいですからね

シングルカラーでもある程度綺麗な色でますよ。

いい時代になったもんです(゚∀゚)yー~

ちなみにブリーチは14〜20レベルくらい明るくするんで当然色落ちは金髪まっしぐらです

しかしライトナーならせいぜい色落ちしても11〜13レベルくらいまでですね

色落ちとかダメージが気になる人にはこっちの方がとっつきやすいかと。

ただハイトーンの記事でも話した様に、アンダーは明るければ明るいほど、できる色味は増えます

淡い色味なんかはブリーチじゃないと無理なので、その辺りは担当の美容師とよく相談して決めましょう。

ブリーチありダブルカラーと、ブリーチなしダブルカラーのまとめ

さて、ここまでライトナーを使ってのダブルカラーの解説をしてきました

最後にブリーチカラーとライトナーを使ってのダブルカラーの違いをまとめてみます。

ブリーチオンカラー

メリット

・単純に明度を上げるので、入れたい色の選択肢が増える

・一度ブリーチをすると2.3回はオンカラーのみでハイトーンカラーが楽しめる

・ブリーチを使ったデザインカラーが楽しめる(ハイライト、バレイヤージュなど)

デメリット

・どんなやり方をしようがブリーチは髪に負担がかかる

・単純に色が抜けやすい(早いもので3日とか)

・職場、学校など環境次第でできない場合がある

 

ブリーチを使わないダブルカラー

メリット

・ブリーチと比べて圧倒的に髪に優しいので負担が少ない

・アンダーを明るくしすぎないので、色落ちが極端に明るくなりにくい

・職場、学校など髪色の規則が厳しいところでも色味次第では可能

・手っ取り早く透明感カラーができる

デメリット

・アンダーの明るさがブリーチより明るくならないので、できない色味も多い

・ブリーチよりも色味はくっきりでない

・シングルカラーよりも、色落ちは早い

 

ザッととそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました

これ以外にも髪質やヘアスタイルとの相性だったりと、様々な要素が加わってきますから一概には言えません

なので、自分がなりたい色するにはどんなカラーメニューが最適なのかを、美容師にちゃんと相談しましょう

カラー得意な美容師ならソッコーで答えてくれると思います

なんかモゴモゴ言い出したり、失敗されそうな雰囲気漂ってきたら、無難なカラーにしましょう

そして失敗された時は潔くあきらめましょう(笑)

で、次は僕のところに来てくれれば何とかしますᕙ( ˙꒳​˙  )ᕗ

たぶん。

 

ご予約について hair menu アクセス

カラーの最近記事

  1. サロンカラーとホームカラーの違いって何?

  2. 日本人に合う外国人風カラー【グラデーション】【ハイライト】【バレイヤージュ】を解説してみた…

  3. あなたの髪型が思い通りにならない理由【カラー編】

  4. ブリーチはいや!ブリーチしなくても透明感カラーが手に入るその方法とは?

  5. 【ハイトーンカラー】の不安をなくす!理想の髪を手に入れる方法!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP