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美容室のカット料金って、どうしてこんなに違うの?

香川県高松市で「美容室難民の方を救う」をモットーに活動しています!

瓦町駅から徒歩10分「hair salon L’am」代表

◾️丁寧な施術と髪質に合わせた正確なカット

◾️デザインよりも扱いやすい髪型を

◾️2ヶ月くずれないカット

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最近ブログの更新も滞っておりまして、こんなマニアックなブログ見る人いるんかな?とか思ってたんですけど、ご新規さまの中ではちょくちょく『ブログ見て来ました!』ていう猛者の方もいらっしゃるので、頑張って更新しようと思います。笑

そして久しぶりに更新する否や、今回はまたまた思想強めのめんどくさいブログとなっております。

 

最近L’amでは料金改定をさせていただきました。

最近は物価高で、何を買っても値上げ。 世界情勢もあって、僕らにはどうすることもできませんが本当に世知辛い世の中です

美容業界もその波はかなりきてて、シャンプー、カラー剤、処理剤、パーマ剤、もう全ての物が爆上がりしております。

そんな中、当店はしれっとオープンして5年目を迎えますが、一度も価格改定をしてきませんでした。 地方にしては高単価のサロンではありますが、もともと5年目で価格改定をするつもりだったので、このタイミングとなりました。

便乗値上げちゃう?とか言われたら声を張って違います!と言いたい。笑

確かに薬剤などの高騰も価格改定の理由の一つではあります。

ただ今回は、その中でもよく聞かれる『カットってなんでこんなに値段が違うの?という部分について書いてみようと思います。

カットの値段って地域とかお店によってかなりバラつきありますよね?

何となく上手いから=高いってイメージあると思うんですけど、実はカットの値段ってそこだけじゃないんです。

なので今回は、 「なんで美容室のカット料金って店によってこんなに違うの?」 ってところを、美容師目線(主観)でちゃんと書いてみようと思います

超絶長いですし、もちろん偏見ゴリゴリ、キモポエム全開なんで、当店のお客様、あるいは興味ある人だけ読んでください。笑 (これでも尺だいぶカットしました)  

 

そもそもカットってどう教わるの?

本題に入る前に、ちょっくら小言にお付き合いくださいませ

一般の方はそもそも美容師のカットってどうやって習得しているか知らない人も多いんです。

お客様からちょくちょくサロンワーク中に聞かれることも多いし、みなさん結構興味持って聞いてくださるので、ここらでカットを習得するまでの流れをお伝えしたいと思います。(一般的な美容室の)

 

美容師って国家資格を取ったらすぐカットできると思われがちなんですが、全然そんなことありません。笑

と言うかむしろそこからがスタートです

国家資格なんでもちろん大切なんですが、 実際にお客様を担当できる技術とはまた別の話なんです

数年かけて国家資格取ったのに、お客様をカットできる技術はほぼゼロ

もはやギャグです。笑

大金はたいて何年もかけて学校通って、資格も取って、ほんでいざ入社してもシャンプーすらできんというのが美容業界の現状です

まぁその話はいったん置いといて、じゃあどうやってカットを学ぶかというと、入社したサロンでカリキュラムなどをこなして学んでいきます。

店によって切り方、教え方、練習期間は様々ですが、最終的に入客できるようになるのは1〜3年くらいですかね(もっと特殊で早いところもあります)

その間、ウィッグを何体も切って、遅くまで残って練習して、朝早く来て練習して、モデルさんを切って、失敗もして、修正して、また練習して それらを繰り返してようやくスタート地点に立てます。 

昔、ある時知り合いに『カットって材料代かからないやろ?だから安くして?』とか言われたことあるんですけど、先ほど述べたこと全部クリアして、それでようやくお客様のカットができるんですよね(練習サボってたらもっとスタイリストになるまで時間かかります)

しかもそれで念願のスタイリストデビューを果たしても、すぐには一人前とは言えません

単純に経験と実績がないからです。

Jr.スタイリストって感じでやってる店もありますね(デビューして間もないスタイリストのこと)

それにスタイリストになっても、ずっと練習と勉強は続きます。

移り変わるトレンド、ベーシックのクオリティと底上げ、セミナー受講など、技術だけでもやることクッソあります

てかそうやって自分で工夫していかないと絶対上手くなんかならないです

都内のカリスマ美容師がカット10分で仕上げて料金10,000円以上するところはザラにあります。

10分で一万!?たっか!ってなる人もいると思いますが、ただその10分でそこまで切れるようになるには莫大な練習量と知識と経験が必要です。

どの技術もそうですが、相場より値段が高い技術はクオリティはもちろん、その人がその技術に費やした年月、労力、知識などもその価格に含まれています

なので 『カットは材料費かからないから安くできるっしょ?』 なんて言われると『あ?もっぺん言ってみろや』と条件反射でなるわけです(心の中で)

なぜ美容室のカット料金には差があるのか

少し脱線しましたが、本題に戻ります。

先程のカリスマ美容師の話もありましたが、世の中には1000円以下のカットもあれば、10万円を超えるカットもあります。

カット代ってことに関しては同じなのに、なんでこんな差があるの?って思うのがフツーです

一応、以前ざっくり高価格サロンと低価格サロンの違いって記事書いてるんで、気になる人はそっちも見てみてください↓↓

 

まずどっちがいい悪いは置いといて、カットに関しては “髪を物理的に切る” という意味では1000円も10万円も同じです。

でも実際は、その後の仕上がりや満足度には顧客によって大きな差があります

・悩みを解決できているか
・お客様が気に入っているか
・時代にマッチしているか
・似合っているか
・扱いやすいか
・持ちがいいか
・朝ラクか
・自分で再現できるか
・周りから褒められるか
・自信が持てるか ・・・・・・・

細かいとこ言い出すとキリないくらい。

 

あと店の空気感とか清潔感、スタイリストの人間性や接客も含まれるので、美容室の価値はカットだけで決まるものではありません

そういったものまで含めて、お客様の満足度になります。

それらを身につけるために、美容師は毎日練習して、考えて、失敗して、試行錯誤して学んでいきます。

じゃあカット料金の違いは何で決まるのかというと、先ほどの満足度以外に美容室の料金は色んな要素で決まっています

・時間コスト
・店のコンセプト(お客様層)
・技術力
・地域性 ・・・などなど。

どれもちゃんとした理由があるので、簡単に説明していきます。

時間の使い方と店のコンセプトの違い

まずカット料金の差で顕著に出るのは『時間の使い方』と『店のコンセプト』が全く違うこと。

例えば1000円カット

これは店の『コンセプト』が『安くて早い!』なんで、10分くらいで仕上げるところがほとんどじゃないですかね

5〜10分で整える技術って、普通に考えてすごいですからね。(上手い下手は置いといて)

限られた時間の中で技術を駆使してたくさんの人を担当できる、こんなん並大抵な技術力では不可能です。

これもまた立派な技術だし、世に必要とされているのでお店の規模感も大きい

 

ただ、ウチみたいな真逆な店もあります。

当店は小規模かつ、1人のお客様にしっかり時間を使う設計にしています。

カウンセリング、 髪質の見極め、 骨格、 クセ、 初回の履歴、 ライフスタイル、 普段のスタイリング、 今後どうしていきたいか。

だからL’amでは美容室難民の方に向けて、初回は30分近くカウンセリングをしています。

単純に、“髪を切るだけ”ではなく、時間をかけてしっかりそのお客様の髪質と悩み、今後のライフスタイルまで向き合うということを大切にしております

もちろん、空間や(ドリンクやお菓子など)、その他のサービスも含まれています

おしゃれなBARでお酒飲む時も、お金払ってるのってお酒そのものだけじゃないですよね。

高級ホテルで宿泊するのもそう

空間と時間とサービス、普通じゃ見えない手間暇を掛けています。

極端な言い方をすると『サクッと切って終わらしたいねん、早よしてーな』って人は正直当店とは相性は良くないと思います。

でもそれはその人の価値観であり、その価値観が悪いって言いたいわけじゃないです。

あくまでその人は『サクッと時間掛けずに髪を切りたい』という要望が第一であり、悩みを解決したい、似合う髪型を見つけたい、扱いやすくしたい、ゆったりとした時間で綺麗になりたいなど、そういった要望は特に求めていません。

むしろ世の中そこまで美容室に求めている人の方が、少ないと言えます。

ですが一定数深いお悩みを抱えている方もいます。

当店はそういった方のために作った美容室です。

美容室ってくくりでは一緒ですが、店のコンセプトによっては全くの別物 滞在する時間、サービスの違い、提供するものの違い、それらが価格の違いとなってきます。

 

技術の違い

技術の違いとしては、お客様の悩み解決や要望、満足度をどれだけ満たせるかというところで違いがあります。(あくまでお客様目線での)

技術職と言われるだけあって、この『技術』は美容師にとって必要不可欠な部分です。

カットって、なんとなく感覚で切ってるように見えるかもしれません。(まぁ感覚の時もありますw)

でも実際はかなり原理原則に基づいてカットしてます。

・頭の大きさ
・毛流れ
・毛量
・髪質
・生えグセ
・時間経過での崩れ方 ・・・・・ 

それらは全て経験と予測を交えて考えながら切ってます。

もちろん当日はスタイリングまでバチバチして『いんすたばえ』を狙いますが、美容室帰りだけ綺麗なら意味はありません。

 

当店のカットで大事にしているものは

家に帰って鏡見た時、 風呂上がり適当に自分で乾かした時、 朝うっかり寝坊した時、 湿気がある日、 風の強いチャリ出勤の日、 セットする時間ない時、1ヶ月後 ・・・・・

それらをトータルで『扱いやすい』を作るのが当店のカットです。

 

ヘアスタイルの美学も『お客様目線』と『美容師目線』では、全く異なります

美容師が『いいかんじ』と思う髪型とお客様の『いいかんじ』は別もの。

なので当店のカットは美容師とお客様の『いい感じ』のギャップを埋めるため、カウンセリングを徹底して、そして原理原則に基づくカットを大切にしております。

もちろん流行りのデザインやトレンドスタイルも大事ですよ?

でも、やみくもにデザインだけ追っかけていっても『扱いやすい髪』にはならんのです。

 

あと美容師にとっての技術の違いはカットだけではありません。

カウンセリングという『技術』があります

上手い人はみんなカウンセリングが一流です。

この仕事には必要不可欠な部分であり、ここでお客様との意思疎通ができてないと失敗確定コースです。

こちらも解説すると長くなるので、以前カウンセリングについて書いた記事があるのでそちらを参照にしてみてください

地域性による違い

これは単純に物価や経営コストの話です。 

これは美容業界に限らず、さまざまな業種でも同じですね

地方に行けば行くほど物価は下がるし、逆に都心部に近づくほど高くなります

都心部ではテナント料が地方の何倍もしますし、こないだ東京でビル一棟全部サロンの家賃を教えてもらえる機会があったんですが、目ん玉飛び出しそうな金額でした (そら価格上げないと無理ゲーだわ笑)

家賃だけじゃなく、人件費も広告費も桁違いですからね。

なので同じカットというサービスでも、そのサービスを維持するために必要なコスト自体が違います

そのため、東京ではカット1万円を超える美容室が珍しくなくても、地方では3,〜6000円前後が相場になることもあります。

これは技術の優劣ではなく、地域ごとの経済環境や物価の違いによるものです。

もちろん、都心部に近づくにつれて美容室の数も桁違いに増えるし、激戦区になってくるのでそのあたりで売れ続けてる人は紛れもなく『達人』です。

ブランドですから、料金も高けーわけです。

 

以上がカット料金の差となっているわけです。

相変わらずなブログなんですけど、ここまで読んでくれてありがとうございます。

で、結局何が言いたいのかというと、価格の差はあれど、そこには美容師の想いがそれぞれあるということです。

その中で当店では、『美容室難民の美容室というものをテーマにしています

L’amには、美容室に悩んできたお客様が本当に多いです。

どこに行ってもしっくりこなかった人
美容室が苦手になった人
コンプレックスを抱えている人
過去に嫌な思いをした人
美容室難民”だった人 ・・・・・

だからこそL’amは、「ここならなんとかしてくれるかも」って思ってもらえる美容室でありたいと思っています。

カット技術だけじゃなく ・カウンセリング ・空気感 ・居心地 ・接客 ・安心感 そこまで全部含めて、L’amの価値だと思っています。

最後に

最後に、5年前の自分がL’amを設立した時にこんなブログを書いてました。

今見たらイキっててキモいのですが、お客様に向き合う姿勢だけは何一つ変わっていません。

むしろ5年前より、もっと強くなりました。

最後に、オープン当初に書いたブログの締めを、そのまま載せます。

 

当店の施術料金が高いと思う方もいるだろうし、そうは思わない方もいると思います。

それは個人の『価値感』だと思います。

サロンの選び方も人によって違います。

家からの距離が近い、料金がリーズナブル、行きたい時にすぐいける、など利便性で選んでいる方もいれば、 家から遠くても、料金が高額でも、確実に予約を取ってこの人にお願いしたい、とこだわりを持って美容室に来られる人もいます。

どちらがいい、わるいではありません。

でも、僕は後者の人に選ばれる美容師になりたいし、お客様の悩みを解決できる美容師でありたいと思っています。

そのため、丁寧で正確なカウンセリングとハイレベルな技術、上質な空間で過ごしてもらう時間を提供させて頂きます。

お客様と美容師はあくまで”対等”な立場であること、それがお客様と長く付き合っていける関係性だと思っております。

他にはない、素晴らしい美容室ができたと自負しております。

皆様のご来店を心より、お待ちしております。


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